トヨタ自動車は7月2日より、広域でカーリースを利用する法人ユーザーに向け、メンテナンス制度「あんしんプラス」を開始した。
「あんしんプラス」では、従来対応できていなかった法人向けメンテナンス分野において、全国のトヨタ販売店と強固なネットワークを新たに構築することで、法人のニーズに対応した「短時間かつ高品質」なサービスを「全国どこでも」受けられるようになる。
今回の新たな取り組みとして、法人ニーズに対応したメンテナンスメニューを規定し、全国をカバーした加盟店舗網で、同社以外で購入した他メーカー車(一部車種を除く)を含めサービスを提供。また、整備の待ち時間に仕事がしやすい環境づくりをするなど、来店した法人ユーザーに対する店舗独自のサービスを今後さらに充実させ、満足してもらえるような店舗づくりを目指すという。
従来から継続して推進するものとしては、メーカー認定の技術教育を受講した整備工場・エンジニアによる整備の実施が挙げられる。現在のクルマは電子制御されており、電動化、コネクティッド化、知能化など高度化していくトヨタ車の整備に確実に対応し、ユーザーの安全・安心を守る。
同社では、「あんしんプラス」により、年間4,000万台を超える整備実績で培った同サービスの強み、高品質なメンテナンスを全国の販売店からなるネットワークを通じて提供することで、モビリティサービス社会での多様なクルマの使い方に対応していきたい、としている。