俳優の東山紀之が5日、都内で行われたテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』第4シリーズ(11日スタート/毎週水曜21:00~)の制作発表記者会見に出席し、俳優・田辺誠一のイラストを絶賛した。
東山演じる天樹悠を中心とした個性的な刑事7人が、難解な刑事事件に挑む姿を描く同シリーズ。前作で“最大の黒幕が身内”という衝撃のラストを迎えてから1年後、元別働捜査隊のメンバーたちが新たに加わる個性派刑事たちとともに、資料室に眠る未解決の“超凶悪犯罪”に特化したスペシャルチームとして復活する。
会見には東山と田辺の他、同作に出演する吉田鋼太郎、北大路欣也、倉科カナ、塚本高史、白洲迅が出席した。
東山は、独特なイラストで"画伯"と呼ばれることもある田辺に、「絵を描いてほしい」と事前にお願いしていたことを明かす。そして田辺が描いた『刑事7人』の登場人物のイラストが公開されると、会場からは笑いが漏れたが、東山は「田辺さんの絵ってね、人を幸せにする。田辺さんは『怒りませんか?』と言っていましたが、これで怒る人はいないですから。特徴も捉えてますし、かわいい」と絶賛していた。
吉田と北大路もそれぞれ、「東山さんのおっしゃる通り、幸せになりますね」「そっくり。でも鋼太郎さんには負けるな」と、うれしそうな表情を見せた。しかし田辺は、「全員、目と口が一緒なんです。7人で20秒ぐらいで描きました」と苦笑いを浮かべていた。
さらに、田辺は同作のマスコットキャラクターのイラストも描いたといい、「刑事といえば張り込み。だから牛乳とパンを持っていて…」と説明。また、洋服を漢字で書いた意図を問われると、「服描くより、字で書いた方が早いから」と話し、会場の笑いを誘っていた。
そして会見の最後、東山は「サッカーの日本代表もそうですけど、若手とベテランとが組んでやると良い成績が出ると思うので、僕らもそれを目指して良い作品を作っていきたいなと思います」と抱負を語った。