クラウドポートは7月5日、2018年ボーナスに関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は6月26日~28日、有効回答は20代~50代の475人。
ボーナスの使い道、1位「貯金」
ボーナスの使い道を尋ねたところ、昨年に続いて「貯金」(79.5%)が1位を獲得。次いで2位は昨年3位の「生活費」(42.1%)、3位は同2位の「買い物」(39.8%)となり、使い道の傾向は昨年とほぼ同じ結果となった。
ボーナスの使い方については、約半数の42%が「不満足」と回答。「不満足」と答えた理由を聞くと、「もっとお金を増やす使い方をしたいが知識がないのでできない」(39.4%)と「とりあえず貯金しているけどこれで良いのかわからない」(32.4%)が上位2位に入り、同社は「不満足感を抱いている人は、金融知識が充分ではないため、本来チャレンジしたいことに躊躇していたり、今の自分の行動に不安を感じていたりする人が多い」と分析している。
もし、充分な金融の知識があったらボーナスをどのように使いたいか質問したところ、実際の使い道と同様に「貯金」が64.0%でトップ。一方、実際の使い道では8.5%にとどまった「資産運用、投資」は34.1%に増加した。
「充分なお金の知識があったら資産運用・投資をしたい」と答えた人が「実際に選びたい金融商品」は、「安定した毎月分配型」(36.4%)と「少額から投資できるもの」(35.2%)がトップ2。投資に使いたい額については、20万円未満の金額帯が過半数を占めた。