移動ソリューションを提供するWILLERはこのほど、京都にて8月3日から初の通年運行を開始するレストランバスの予約を公式サイトにて開始した。

  • 京都レストランバス

レストランバスは2016年以降、各地域の魅力を伝えるため、「絶景を楽しみながら地方の旬な食材を味わう」をコンセプトに新潟、北海道、沖縄などの観光地を期間限定で運行している。京都では、京都市が「京都観光振興計画 2020」の中で掲げる「『京の食文化』を楽しむ観光の推進」といった点をレストランバスが貢献できると考え、2018年1月から期間限定で試験運行を行ってきた。

今回、レストランバス初の取組みとして、京都の四季を楽しめるように通年運行を実現した。京都の景観に合わせたイラストがあしらわれた外装や、老舗料亭をモチーフにした石造り風の入口や各席に置かれた行燈など、和のデザインを取り入れて好評だった内外装は継続して採用している。

  • 京都レストランバスの内装

  • 「lunchコース」の料理

  • 「dinnerコース」の料理

料理は季節でお品書きが変わる「lunchコース」「dinnerコース」の2種に一新。京料理・泉仙の総料理長を務めた峪輝次(さこてるじ)氏の監修で、京都の四季を味わえる会席料理を提供する。各コースで観光ガイドが同行し、各種観光スポットを案内するほか、立寄りポイントとして昼の嵐山やライトアップされた清水寺などの散策時間も盛り込んだ。

「lunchコース」「dinnerコース」ともに、京都駅八条口から出発する所要約2時間30分のコースで、「lunchコース」の出発時間は12時、「dinnerコース」は18時となっている。大人1人の料金は「lunchコース」が6,800~8,200円、「dinnerコース」が8,600~1万500円(座席により価格が異なる)。8月3日の運行開始以降、水・金・土・日曜日の週4日催行を予定している(催行曜日が一部変更になる月もある)。