俳優・井之脇海の連続ドラマ初主演作としてFOD(フジテレビオンデマンド)で3月に日時限定配信された『青と僕』が、地上波フジテレビで放送されることが決まった。9日(深夜1:30~)から、毎週月曜深夜に6週にわたって編成される。
このドラマは、誰もが大人になるにつれて感じる人生の転機を、主人公の“ぼく”と、ぼくの親友の“あいつ”、高校時代の同級生である“紫織”の3人の結びつきと別れを通して描くもの。井之脇が演じるのは、“ぼく”役で、“あいつ”役に寛一郎、“紫織”役に池田エライザを起用した。
監督には、サカナクションや水曜日のカンパネラ、Charaなどのミュージックビデオをディレクションした山田智和氏が、初めて連ドラのチーフを担当。脚本監修に岸田國士戯曲賞を受賞した「劇団ままごと」の柴幸男氏、音楽は牛尾憲輔氏が初めて連ドラに楽曲を書き下ろし、劇中に使用されるイラストは、注目のイラストレーター・watabokuが参加するなど、トップクリエイターが集結している。
井之脇は「短い撮影期間の中、若いチームの勢いと集中力で撮りきりました。その熱量が作品にも出ていて、でき上がった作品を見て、僕もグッと引き込まれました。映像も音楽も編集も、全てがかっこよく、従来とは少し違ったドラマになっています」といい、「3人で過ごした撮影現場が本当に楽しくて、特に初共演だった寛一郎とは男同士ということもあり今でも仲が良く、ロケ地に再訪し思い出話に花を咲かせています(笑)」と紹介。
寛一郎は「井之脇海さん、池田エライザさん、撮影期間は短かったですが同世代の人たちとの現場は新鮮で楽しかったです。作品も面白いものになってると思います!」、池田は「澄み渡る青、混じり合い群青。3人がどこまでも青く美しかったお話と、3人がどこまでも不器用で下手くそだったお話。10数年の時を行き来しながらひも解かれていく“とある事件”を、ぜひ目撃してください」と湖面をと寄せている。
今回の放送に合わせ、FODでは9日24時から全6話を再び一挙配信。さらに、毎週放送話を期間限定で無料配信する。
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