スズキは7月20日、安全装備を充実させた小型乗用車「ソリオ」・「ソリオ バンディット」を発売する。
今回の仕様変更では、両車種ともに同社の予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の機能を充実させた。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に夜間の歩行者を検知する機能、アダプティブクルーズコントロール、ハイビームアシストを追加し、さらに、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を採用するなど、前後の予防安全性能を高めた。
両車種は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「セーフティ・サポートカー」の「サポカーS ワイド」に該当する。また、全方位モニター用カメラに、周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」と、自車の周辺に人などが近づいてくることを知らせる「左右確認サポート機能」を追加し、「ソリオ HYBRID MZ/SZ」「ソリオ バンディット」にSRSカーテンエアバッグを標準装備して安全装備を充実させた。
デザイン面では、15インチアルミホイールやシート表皮を変更したほか、「ソリオ」はフロントロアグリルにメッキ加飾を追加してより上質な印象に、「ソリオ バンディット」はフロントバンパーやフロントグリルをより存在感のある意匠に変更するなど、それぞれの個性をより引き立たせる仕様変更を行っている。
メーカー希望小売価格は、「ソリオ」が税込145万9,080円~、「ソリオ バンディット」が税込194万4,000円~。