ロイヤリティ マーケティングはこのほど、「第29回 Ponta消費意識調査 2018年6月」の結果を発表した。調査期間は2018年6月4~10日、有効回答は20代以上のPontaリサーチ会員3,000人。
2018年の夏ボーナスの使い道を尋ねると、「貯金・預金」が36.4%と最も多く5年連続で1位。次いで「旅行(宿泊を伴うもの)」が12.4%、「外食」が5.4%と続いた。他方、「支給されない・分からない」は45.3%と半数近くを占めたものの、前年より4.3ポイント減少した。
「貯金・預金」の用途については、57.7%が「決めていない」と回答。年代別にみると、40代と50代では「決めていない」が6割を超え、他の世代より高い傾向がみられた。また支給金額別では、120万円以上の金額帯においては「決めている」が54.8%を占めた。
「貯金・預金」の用途を聞くと、「将来の消費への備え」が55.2%でトップ。以下、「老後の生活への備え」が53.7%、「収入の変化への備え」が28.4%と続いた。
支給される金額のうち、どの程度貯金・預金したいか質問したところ、「75%以上」が31.6%、「50%~75%未満」が27.9%と回答し、支給金額の半分以上を貯金・預金したいと考えている人は計59.5%に上った。同調査では「高い"貯蓄"意識がうかがえる」と分析している。
支給額は、「20万円~40万円未満」が22.4%で最多。次いで「40万円~60万円未満」が21.5%、「20万円未満」が16.7%と続いたほか、「200万円以上」の高額層も2.3%いた。