JR東海・JR西日本・JR九州は29日、東海道・山陽・九州新幹線車内の無料Wi-Fiサービスとして、新たに同区間を運行するJR3社共通サービス「Shinkansen Free Wi-Fi」の提供を開始すると発表した。
「Shinkansen Free Wi-Fi」は7月25日以降、整備の完了した車両から順次利用可能となる予定。メールアドレスの登録やSNSを使った認証を行うことで、誰でも無料で利用することができる。
利用可能な車両には「Shinkansen Free Wi-Fi」のステッカーを客室内に掲出するほか、東海道新幹線ではサービスが利用可能な当日の列車をJR東海のホームページで案内する。2020年3月までには、東海道・山陽・九州新幹線の全列車で「Shinkansen Free Wi-Fi」が利用できるようになる予定だ。
なお、利用するWi-Fi対応端末の機種や利用人数などによって、通信が遅くなって接続しづらくなることがあるほか、限られた通信容量を多くの利用者で共有するため、OSのアップデートやアプリケーションのダウンロードはなどを制限する場合がある。携帯電話の電波を使用しているため電波の状況などの環境によっては利用できない場合もある。