TOYOTAは6月26日、新型車「カローラ スポーツ」を全国のトヨタカローラ店を通じて発売した。また8月には、インテリジェント マニュアル トランスミッション(iMT)搭載車の発売を予定している。
新たなモビリティ社会が到来し、クルマを取り巻く環境が大きく変化する中で、新型車「カローラ スポーツ」は初代コネクティッドカーとして誕生した。同車両の登場により、人とクルマ、クルマと社会がつながり、ひとりひとりのユーザーに合った「安全・安心」「快適・便利」なきめ細やかなサービスが届けられ、単なる移動手段ではない、クルマと人のまったく新しい関係が提供される。
同車両の大きな特徴として挙げられるのは、「コネクティッドサービス」の存在だ。車載通信機DCMを全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供。遠隔で走行アドバイスや車両診断を受けられる「eケアサービス」やスマホアプリから目的地登録できる「LINEマイカーアカウント」、安全・エコな運転度合いをスマホで確認できる「MyTOYOTA for T-Connect ドライブ診断」といった新サービスを開始する。
またTNGAプラットフォームの採用により、低重心でワイドなスポーティシルエットを実現。トレッドを拡大しタイヤを外側に出すなどの工夫で、踏ん張り感のあるスタイルとした。フロントエンブレム(国内カローラ専用)も一新し、車名の頭文字「C」と3つの花冠をモチーフにしたシンボリックなエンブレムを採用している。
上質感を追求したインテリアは、インストルメントパネルの厚みを抑え、ワイド化も実現。開放感の感じられる室内空間を、シルバー加飾とブラックパネル構成で統一した。
「走り」においてもTNGAを更に進化させ、"乗って楽しい"上質な走りと乗り心地を実現。さらに、自転車や夜間の歩行者検知が可能な、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。パーキングサポートブレーキ(静止物、後方接近車両)も備えている。