メルセデス・ベンツ日本は6月25日、新型「CLS」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。
新型「CLS」は、前傾したフロントエンドや低い位置に設けられた幅の広いヘッドライト、「Sensual Purity(官能的純粋)」という同社デザインの基本思想に基づいてラインやエッジを大幅に削減した輪郭など、新しいデザイン語法を初めて採用した、デザインコンシャスなモデルとなる。
フロントは、下部の幅が広がる「台形型」のデザインが特徴。細く、幅の広いデザインのヘッドライトは側面が内向きに傾斜しており、グリルのデザインと相まって、シャープでダイナミックな印象を与える。サイドビューは、緩やかにアーチを描く高いウエストラインと、なだらかな流線形のルーフライン、そしてそれらにより創出される細いサイドウィンドウにより、エレガントかつスポーティなクーペスタイルを演出。キャラクターラインやエッジをできるだけ廃し曲面で表現されたボディは、シンプルでありながら陰影による豊かな表情が表現されている。
インテリアは上質な素材を使用し、ディテールへのきめ細かな配慮とクラフトマンシップから生まれた高級な質感が特徴で、エクステリアと同様、官能的で流麗なデザインとなっている。
それぞれのモデルに最新のパワートレインを搭載するほか、最先端の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」など革新技術を採用。満を持しての、7年ぶりのフルモデルチェンジとなった。希望小売価格は、「CLS 220 d スポーツ」が税込799万円。「CLS 450 4MATIC スポーツ」は税込1,038万円。