LINE Payは6月28日、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で展開するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」におけるコード決済普及施策を発表した。
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「LINE Pay 店舗用アプリ」
「LINE Pay 店舗用アプリ」を提供開始
中小規模の事業者にもより気軽にコード決済を導入してもらえるようにするため、6月28日、スマートフォンにアプリをダウンロードして「LINE Pay」のコード決済に対応する「LINE Pay 店舗用アプリ」の提供を開始。
このアプリではQRコード決済が可能な「レジ機能」と「店舗アカウント」と連携することで友だちにメッセージを配信できる「メッセージ機能」も搭載しており、決済をきっかけにその後の販促まで活用できる。メッセージ配信も可能な決済アプリは業界初。
##3年間の「LINE Pay 店舗用アプリ」QRコード決済手数料を無料化
2018年8月1日～2021年7月31日の3年間、電子決済利用の際に店舗側が負担する決済手数料をLINE Pay 店舗用アプリに関しては無料化し、0%で提供。これにより、同アプリを利用する事業者は、3年間QRコード決済を初期費用ゼロ、決済手数料もゼロで利用可能になる。同アプリから加盟店加入手続きを行い生成された加盟店IDを利用して、アプリ上で提供のQRコード決済を行った取引が対象。
コード支払いを3%以上還元、利用制限なしへ
ユーザー側でも、「LINE Pay」をアクティブに使うほど多くのインセンティブが付与されるプログラム「マイカラー」制度をアップグレード。同プログラムでは、本人確認を行いアカウントを「LINE Money」にしたユーザーを対象に、グリーン、ブルー、レッド、ホワイトの4色のカラーでアカウントを表現し、段階的にインセンティブを付与している。
このプログラムの中で、コード決済を利用することがLINE Payサービスの利用の中で最もお得な決済方法になるよう、優遇していくという。2018年8月からの1年間、カラーバッジ保有ユーザーを対象に、LINE Payの「コード支払い」利用に限っては、各カラーで定められた「LINEポイント」還元率に3%を上乗せして付与する。グリーンバッジのユーザーはQR/バーコードでの「コード支払い」で最大の5%分を還元、ホワイトバッジはこれまで「LINEポイント」のインセンティブについては0%だったが、「コード支払い」で3%分が還元されるようになる。さらに「コード支払い」の利用に関しては、ポイント付与対象の決済金額10万円までの制限を完全撤廃する。
