トリップアドバイザーは6月28日、トリップアドバイザーに投稿された旅行者の口コミ評価をもとにした「トラベラーズチョイス 世界のベストビーチ2018」を発表した。世界1位にはタークス・カイコス諸島にある「グレースベイ」が、アジア1位にはインドの「アゴンダビーチ」が、日本1位には沖縄県座間味村(ケラマ諸島)の「古座間味ビーチ」が選ばれた。
同ランキングは、2016年11月~2017年10月の1年間に投稿された世界中の旅行者の口コミの評価点(5段階)、投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計している。
世界各国から選ばれた355のビーチのうち、2018年の世界1位には、2017年度では2位だった「グレースベイ」が選ばれた。「グレースベイ」はカリブ海に浮かぶタークス・カイコス諸島にあり、タークス・カイコス諸島(カリブ諸島)では1年のほとんどが晴れということもあり、旅行者にとってはビーチの魅力を満喫しやすい環境と言える。
一般からは、「グレースベイには数え切れない程のアクティビティがあります。パラソルの下に座ってリラックスするもよし、透明感抜群のビーチでスイミングしたり、Grace Bay Watersportsでパラセーリングやカヌーを楽しんだり。その中でも私達はパラセーリングをチョイスしました。上空から見下ろす綺麗な海は絶景そのもの!トータル1時間のコースを満喫しました」などという口コミが見られた。
アジア1位のビーチに選ばれたのは、世界のベストビーチでも18位にランクインした「アゴンダビーチ」。一般からは、「手触りやわらかで真っ白な砂浜は、素足で歩いても小石や貝殻に気をとられる心配もありません。毎朝、潮が運んだゴミを片付けている女性達のおかげでしょうか。ビーチは平静としており、人出も数える程。まさに理想通りでした。育ち盛りのわが子達は、本を読んだり、ボディサーフをしたり、ビーチ探索に勤しんでいた様子でした」などと、コメントが寄せられている。
日本におけるランキングでは、「古座間味ビーチ」が2017年度3位から順位を2つ上げて見事1位に。「古座間味ビーチ」は那覇市から西へ約40km、座間味村(ケラマ諸島)にある。ケラマ諸島周辺の海は、"ケラマブルー"とも呼ばれる圧倒的な碧さが特徴。サンゴ礁が多く群生しているため熱帯魚も多く、ダイビングやシュノーケリングなどを楽しむこともできる。また、那覇市から高速船で約1時間とほど近く、旅行の予定に組み込みやすいのも魅力と言える。
一般からは、「1km以上続く白砂のビーチ。海の透明度、サンゴ、魚の豊富さに驚いた。シュノーケルに最適。アジアのプーケット、バリ、ベトナム、ランカウイ、エルニドなどのリゾートの海よりはるかに美しい」、「海の色、魚影、白い砂地、非の打ち所がない素晴らしいビーチです。座間味といえば、ここというくらいの場所です」等と口コミが寄せられている。
2位には「与那覇前浜ビーチ」が、3位には2017年度トップだった「ニシ浜ビーチ」がランクインした。順位に変動はあったものの、日本のビーチトップ3の顔ぶれは2017年度と変わらない結果となった。その一方で、5位から10位までは全て初登場となっている。