「プチコミック」(小学館)で連載中の漫画『深夜のダメ恋図鑑』が、10月よりABCテレビ・テレビ朝日系で実写ドラマ化することが28日、明らかになった。モデルやグラビア、女優としても活躍する「モグラ女子」の馬場ふみか、佐野ひなこ、久松郁実が出演する。
尾崎衣良氏による『深夜のダメ恋図鑑』は、恐ろしいまでの"ダメ男話"で20~30代女性を中心に人気を博した。ダメな恋愛を赤裸々に描くだけでなく、そんな恋に振りまわされる3人が的確かつ辛辣に切り捨てる決めゼリフで、読者のフラストレーションを解消する。
ダメ男に次々にロックオンされるものの、実は男性経験のない「古賀 円(こが まどか)」を馬場が、才色兼備な美女ながら、残念な彼氏と同棲中の「千鳥 佐和子(ちどり さわこ)」を佐野が、少女漫画脳ゆえになかなか現実の男性を受け入れられない、ゆるふわ美女の「福間 千代(ふくま ちよ)」を久松がそれぞれ演じる。
馬場は「漫画を読んですごく面白いと思っていたので素直にうれしかったです」と言い、自身が演じる円について「マネージャーさんたちには似てると言われます」と笑顔で明かす。そして撮影に向けて「毎回いろんなダメ男をしっかりバッサバッサぶった斬っていきたいと思います!」と力強く語る。
また、佐野は「出演が決まり、原作を読ませていただいたのですが、同じ女性として共感するところが沢山あり、リアルな世界で演じるんだなと思いました」と明かし、「多くの女性に共感してもらえて思いっきり笑ってもらえるような作品になるように頑張りたいです!」と意気込んだ。
久松は、演じる千代に「私も好きな人には王子様でいてほしいという気持ちが少しあるので、そこが千代との共通している部分だなと思います」と理解を示す。さらに「私はどちらかと言うと千代と似て思っていることをあまり言えずに溜め込んでしまうタイプ」と言い、「佐和子ぐらいズバッと言える性格だといいなと漫画を読んで思いました」と話した。そして、「原作ファンの皆さんの期待を裏切らないように、そしてドラマで初めて「深夜のダメ恋図鑑」を知ってくださった方々にも楽しんでいただける作品にできるように頑張ります」と抱負を述べている。