レノボ・ジャパンは6月26日、15.6型モバイルワークステーション「ThinkPad P52」を発売した。CPUにノートPC向けXeonプロセッサや、6コア/12スレッドの第8世代Intel Coreプロセッサの搭載が可能で、パフォーマンスが向上している。スタンダードモデルの価格は税別285,000円。
6コアCPUとPascal世代のNVIDIA Quadroによって、高いパフォーマンスを備える。レノボでは、これまでデスクトップ型ワークステーションでなければ難しかった解析やシミュレーション、映像編集、VRなど、負荷のかかる作業にも対応できるとアピールする。
ディスプレイは400nitの高輝度かつ、100% Adobe RGBの広い色域をサポート。4Kモデルではタッチに対応する。このほかキーボードはバックライト付きで、テンキーを搭載する。
仕様は、CPUがIntel Core i7-8750H / Core i7-8850H / Xeon E-2176M、メモリが最大128GB(XeonはECC対応)、ストレージが最大6TB(2TB M.2 SSD×2、2TB HDD)、グラフィックスがNVIDIA Quadro P1000 / P2000 / P3200、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット) / 4K(3,840×2,160ドット)IPS液晶、OSがWindows 10 Pro 64bit / Windows 10 Pro for Workstations 64bit。
インタフェースは、USB 3.0×3、Thunderbolt(USB 3.1共用)×2、HDMI、Mini DisplayPort、有線LAN、4-in-1メディアカードリーダー、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックなど。
バッテリ駆動時間は最大約18.2時間。本体サイズは約W377.4×D252.3×H24.5-29.4mm、重量は約2.67kg。