国土交通省は6月26日、国内初となる空港の制限区域内における乗客・乗員の輸送を想定した自動走行の実証実験の実施にあたり、実証実験実施者の募集を開始した。官民が連携して先端技術の活用についての検討・検証を行い、空港地上支援業務の省力化・自動化の推進を目指す。

  • 仙台空港、成田国際空港、東京国際空港(羽田空港)、中部国際空港(セントレア)のうち、応募者が希望する空港とし、10月頃~2019年2月頃の間で応募者が希望する期間に実施する

    仙台空港、成田国際空港、東京国際空港(羽田空港)、中部国際空港(セントレア)のうち、応募者が希望する空港とし、10月頃~2019年2月頃の間で応募者が希望する期間に実施する

公募対象者は、利用可能な自動走行車両及び同車両に付随する技術の提供が可能な者とし、応募資格は民間企業または企業共同体であり、日本での法人格または支店を有することを条件としている。公募は6月26日~7月27日17時まで受け付ける。

実証実験実施場所は、仙台空港、成田国際空港、東京国際空港(羽田空港)、中部国際空港(セントレア)のうち、応募者が希望する空港とし、10月頃~2019年2月頃の間で応募者が希望する期間に実施する。7月6日には羽田空港にて公募要領に関する説明会を予定している。そのほか詳細は国交省のサイトを参照。