ナインアワーズとレーサムは9月21日、カプセルホテル「ナインアワーズ浅草」を、東京都台東区浅草に開業する。同ホテルは、地上9階建で、客室数は183室(男性103室 / 女性80室)を予定。
「ナインアワーズ」は、ホテル滞在中の「シャワー」「睡眠」「身支度」という3つの基本行動に特化し、それぞれの機能性と品質を徹底的に追求したカプセルホテル。身軽に使いこなせる都心ならではの宿泊・トランジットスタイルを提案しているため、宿泊だけでなく仮眠やシャワーのみの利用も可能だという。
「ナインアワーズ浅草」には、ノルウェー・オスロに本店を構えるカフェ「FUGLEN(フグレン)」の東京2号店が同時オープンする。宿泊者だけでなく、観光客や浅草に住む人に向け、世界レベルのコーヒーと朝食や、フグレンオリジナルのデイタイムカクテル、地ビールを提供する。
ホテルオープン後は、それぞれのロケーションに合わせた機能を加えることで、街のインフラを目指す「ナインアワーズ」と「フグレン」のコラボレーションによるポップアップイベントや独自のサービスを展開する予定とのこと。
同施設の建築・設計は、竹橋(2018年3月開業)、赤坂(2018年5月開業)に引き続き、建築家の平田晃久氏が担当する。浅草の街を写しとったような外観と、フグレンの提案する北欧ビンテージが融合する建築をイメージ。浅草の街に溶け込みつつ、景観に新たな表情を加える施設を目指したとのこと。
宿泊のチェックインは13:00~、チェックアウト翌日10:00。料金は、税込4,900円~。仮眠の利用可能時間はは13:00~21:00。料金は、最初の1時間は税込1,000円。以降、1時間毎に税込500円。シャワーは24時間利用可能(チェックインから1時間以内に要チェックアウト)で、料金は税込700円。