日本HPは、クリエイターやエンジニア向けのモバイルワークステーション(5モデル)を発表、6月26日から順次、販売を開始している。
HP ZBook Studio x360 G5 Convertible Workstation
「HP ZBook Studio x360 G5 Convertible Workstation」は、360°回転する15.6型ディスプレイを備えたコンバーチブル型モバイルワークステーション。7月下旬の発売、直販価格は368,000円から(税別)。
ノートPCモード、タブレットモード、テントモードなどで利用でき、タッチ操作のほか筆圧レベル4,096階調の「HP ZBook x360ペン」での入力にも対応する。ディスプレイは1,920×1,080ドットの光沢(グレア)IPSで、内蔵プライバシースクリーン機能「HP Sure View」を搭載。スクリーンを白濁させることで、周りの目を気にすることなく使用できる。
本体はアルミニウムCNCの削り出しで製作され、耐久性と軽量性を向上。下り最大450Mbps対応のLTE-Advanced通信モジュールも内蔵する。
全3モデルを用意。最上位のパフォーマンスモデルのスペックは、CPUがIntel Core i7-8850H(2.60GHz)、メモリがDDR4-2666MHz 32GB、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA Quadro P1000(4GB)となっている。
下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-8750H(2.20GHz)、チップセットがIntel CM246、メモリがDDR4-2666MHz 16GB、ストレージが512GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro(64bit)。
ネットワークは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5。インタフェースはThunderbolt 3×2、USB 3.0×2、HDMI 2.0×1、SDメモリーカードスロット、nanoSIMカードスロットなど。本体サイズはW360×D254×H20.4mm、重量は約2.3kg。
HP ZBook Studio G5 Mobile Workstation
「HP ZBook Studio G5 Mobile Workstation」は、薄型の15.6インチ型モバイルワークステーション。7月下旬の発売、価格は320,000円から(税別)。
ディスプレイは1,920×1,080ドットの非光沢(ノングレア)IPS。インターネット会議への参加や通話をスムーズにするコラボレーションキーボードを採用するほか、内蔵プライバシースクリーン機能「HP Sure View」や、LTE通信モジュールを内蔵している。
全4モデルを用意し、最上位のエクスクルーシブモデルは、CPUがIntel Xeon E-2186M(2.90GHz)、メモリがDDR4-2666MHz ECC 32GB、ストレージが2TB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA Quadro P1000(4GB)となっている。
下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-8750H(2.20GHz)、チップセットがIntel CM246、メモリがDDR4-2666MHz 16GB、ストレージが512GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro(64bit)。
ネットワークは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5。インタフェースはThunderbolt 3×2、USB 3.0×2、HDMI 2.0×1、SDメモリーカードスロット、nanoSIMカードスロットなど。本体サイズはW360×D254×H18.9mm、重量は約2.1kg。
HP ZBook 17 G5 Mobile Workstation
「HP ZBook 17 G5 Mobile Workstation」は、画面サイズが17.3型のハイエンドモデル。7月下旬の発売、直販価格は318,000円から(税別)。
ディスプレイは1,920×1,080ドットの非光沢(ノングレア)IPSで、前世代モデルよりも約20%排熱性能が向上。ツールが不要のアクセスパネルにより、メモリやストレージの拡張が簡単に行える。液晶が4K(3,840×2,160ドット)解像度のモデルも用意。
全5モデル構成で、最上位のエクスクルーシブモデルは、CPUがIntel Xeon E-2186M(2.90GHz)、メモリがDDR4-2666MHz ECC 32GB、ストレージが1TB M.2 NVMe SSD+2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro P5200(16GB)。ディスプレイは3,840×2,160ドットの「HP DreamColor」パネルを採用し、sRGBカバー率100%を達成。映像制作現場や写真家向けとして、正確な色再現と色表示が行える内蔵測色機(キャリブレーター)を備える。
下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-8750H(2.20GHz)、チップセットがIntel CM246、メモリがDDR4-2666MHz 16GB、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがブルーレイディスク、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro(64bit)。
ネットワークは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5。インタフェースはThunderbolt 3×2、USB 3.0×3、HDMI 2.0×1、miniDisplayPort 1.3×1、SDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW416×D288×H33.5mm、重量は約3.2kg。
HP ZBook 15 G5 Mobile Workstation
「HP ZBook 15 G5 Mobile Workstation」は、画面サイズが15.6型のモデル。7月下旬の発売、直販価格は268,000円から(税別)。
仕様は「HP ZBook 17 G5 Mobile Workstation」とほぼ共通で、きょう体サイズが小さくなったことで光学ドライブ、miniDisplayPortなどは省略されている。全4モデルを用意し、最上位のエクスクルーシブモデルの仕様もほぼ共通。本体サイズはW376×D264×H26mm、重量は約2.6kg。
HP ZBook 15v G5 Mobile Workstation
「HP ZBook 15v G5 Mobile Workstation」は、コストパフォーマンスに優れた15.6型モデル。6月26日の発売、直販価格は110,000円から(税別)。
全3モデルを用意し、最上位のパフォーマンスモデルは、CPUがIntel Core i7-8750H(2.20GHz)、メモリがDDR4-2666MHz 32GB、ストレージが256GB M.2 NVMe SSD+1TB HDD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 630(CPU内蔵)、もしくは NVIDIA Quadro P600(4GB)。ディスプレイは3,840×2,160ドットの4K液晶ディスプレイとなっている。
下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-8300H(2.30GHz)、チップセットがIntel CM246、メモリがDDR4-2666MHz 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 600(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Pro(64bit)。
ネットワークは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5。インタフェースはThunderbolt 3×1、USB 3.0×3、HDMI 2.0×1、SDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW365×D256×H25.4mm、重量は約2.37kg。