漫画家の弘兼憲史氏がこのほど、原作漫画を実写化した読売テレビ・日本テレビ系の2週連続ドラマ『島耕作シリーズ35周年企画「部長 風花凜子の恋」会長 島耕作 特別編』(7月5・12日23:59～24:54 ※一部地域除く)の撮影現場を訪問した。
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(左から)竜星涼、弘兼憲史氏、りょう=読売テレビ提供
この日の撮影は凜子が勤める大手電機メーカー「テコット」の社内のシーン。撮影の合間、セット内に弘兼氏が登場すると、その場に居合わせたりょうや竜星涼ら出演者も驚きながら、大きな拍手で迎えられた。
さらに弘兼氏は、ラベルにりょうが演じる風花凜子のイラストが描かれたワインをりょうにプレゼント。この日のために特別に用意してきたというサプライズな差し入れに、現場からは歓声が上がった。
今作は、人気コミック『島耕作シリーズ』のスピンオフ作品として短期連載され、同時にドラマ化されているもの。女性を主人公にしたことについて、弘兼氏は「女性登用の風潮の中で、社会で活躍する女性を島耕作の中ではビジネスウーマンとしては描いていなかった。今回ちょうどいい機会なので、女性が執行役員を目指して奮闘するというストーリーを考え付いた」と話す。
また、りょうの印象については「キリッとされた方。芝居では、さらにすごさが増しているというか、素晴らしい女性。りょうさんの配役が決まって、漫画の中の凜子もりょうさんを意識して描いた部分もあるが、今日実際にお会いしてイメージ通りの方と感じた」と手応えを語っている。
