JR北海道旭川支社は富良野・美瑛エリアでラベンダーが見られる時期に合わせ、旭川~富良野間で快速「ふらの・びえい号」を運行すると発表した。
快速「ふらの・びえい号」は、6~9月にかけて旭川・美瑛~富良野間を1日3往復する「富良野・美瑛ノロッコ号」の混雑を緩和し、快適に移動してもらうため、今年初めて設定された。JR北海道によれば、「富良野・美瑛ノロッコ号」はラベンダーの最盛期である7月に人気が集中する傾向にあり、中でも旭川駅を10時0分に発車する富良野行「富良野・美瑛ノロッコ1号」、富良野駅を12時2分に発車する美瑛行「富良野・美瑛ノロッコ2号」の自由席はかなり混雑していたという。
そこで、全車自由席の快速「ふらの・びえい号」を「富良野・美瑛ノロッコ号1・2号」より約20~30分遅い時刻に運転することで、旅行者の移動の便宜を図ることになった。快速「ふらの・びえい号」の専用ヘッドマークを掲げたキハ183系が運用され、3両編成で運行される予定となっている。
快速「ふらの・びえい号」の運転時刻は、往路が旭川駅10時29分発・富良野駅12時0分着、復路が富良野駅12時20分発・旭川駅14時12分着。6月30日から8月12日まで毎日運転される。