今年の12月1日、一部を除き無料で視聴できる4K画質の放送「新4K衛星放送」がいよいよスタートする。だが、すでに販売されている4Kテレビには新4K衛星放送に対応したチューナーが内蔵されておらず(最新モデルの一部はチューナーを内蔵したものもある)、視聴には別途チューナーユニットを用意する必要がある。

新4K衛星放送のスタートを前に、DXアンテナが新4K衛星放送に対応したBS/CSチューナー「4K BS/CSチューナー DIR4000」を発表した。HDMIケーブルで手持ちの薄型テレビに接続すれば、4K/60pの高精細でなめらかな表示で放送が楽しめる(別途、新4K衛星放送に対応したBS・110度CSアンテナも必要)。色域の広いBT.2020や、立体感のある映像が楽しめるHDRにも対応する。また、録画機能も搭載しており、チューナーのUSB端子に市販の外付けハードディスクを接続すれば4K画質で録画できる。

  • DXアンテナが発表した、新4K衛星放送対応のBS/CSチューナー「4K BS/CSチューナー DIR4000」。写真は試作機で、外観は変わる可能性があるとのこと

接続端子や本体サイズなどの詳細は未定。価格はオープンで、実売価格は税別34,800円前後の見込み。発売日は、新4K衛星放送が始まる直前の11月を予定している。