最大2,650社(2018年6月現在)もの中古車買取店から公開入札を受けることができる車買取オークション「ユーカーパック」。業界初となる売却実績全データ公開を行うなど、新たな試みで注目を集めている。そんな「ユーカーパック」を運営するUcarPACはこのほど、2018年5月度の売却実績を基にした車買取&販売業者からの入札が多かった車種ランキング「2018年5月度ユーカーパック入札件数ランキング」を発表した。
2018年5月のランキングは、トヨタの車種がほぼ占めるという結果となった。1位はトヨタの「ハイラックスサーフ」が獲得。2位には、どのランキングでも必ずと言っていいほどTOP5入りしているトヨタ「アルファード」がランクイン。同月、唯一トヨタ以外の車種で3位にランクインしたのがホンダ「ステップワゴンスパーダ」となる。4位には「ヴィッツ」、5位に「ランドクルーザーバン」とトヨタの車種が続いた。
1位の「ハイラックスサーフ」はトヨタの大型SUV車で、アウトドア好きをはじめとする愛好家が多い。2009年に日本国内の販売は終了しているもののまだまだ人気は高く、同サイトでも毎月買取が成立しているという。同車両の魅力は、大型SUVならではの広い車内空間と、悪路でも安定走行できる4WDでアウトドアでも街中でも乗りこなせる多様性。車高が高く、視界が開けるためドライバーが運転しやすく、気持ちよくドライブを楽しめる点もメリットとなる。
5月に買取成立したハイラックスサーフの中で、もっとも高く買取が成立した車両の価格は80万円で、車買取&販売業者による48件もの入札があったという。
なお、同ランキングは出品台数が5台以上あった車種に絞っているが、5月に買取が成立された全車両から「ユーカーパック」でいちばん多く入札された車両は、入札件数84件(売却金額:33万5,000円)のトヨタ「ピクシスバン」で、ここでもトヨタが1位という結果になった。