銀聯国際有限公司と三井住友カードは6月22日、国際決済ブランドによるQRコード決済「銀聯QRコード決済」を、2018年7月上旬を目途に、日本で初めて取り扱い開始することを発表した。
銀聯国際有限公司は2017年5月、中国40行以上の商業銀行と連携し、中国国内で銀聯QRコード決済の取り扱いを開始。同年6月には香港とシンガポールでの取り扱いを開始し、現在はアジア太平洋、中央アジア、中東、アフリカの19の国と地域において、小売業・レストラン・観光地・娯楽・宿泊施設・交通機関等さまざまなシーンで『銀聯QRコード決済』による支払いが可能となっている。
今回、日本で導入するのは、加盟店がタブレット端末等でQRコードを表示して会員が読み取る方式で、加盟店が銀聯の「QRコード加盟店サービスプラットフォーム」をダウンロードし登録を行うことで取り扱いができるようになる。現在、羽田空港(日本空港ビルデング株式会社)、松屋銀座、ラオックス、JTCの4社が導入予定。