スバルは20日、第5世代となる新型「フォレスター」を発表した。7月19日に発売を予定している同車両は、6月18日の時点で先行予約台数がすでに4,119台に達し、幅広い層からの関心を集めている。
シリーズ初のハイブリッドモデルが仲間入り
5代目となる新型のフォレスターは、「Touring」「Premium」「X-BREAK」「Advance」の全4グレードを展開する(「Advance」のみ9月14日発売)。スタンダードモデルの「Touring」、上級グレードの「Premium」、アクティブさをより際立たせた「X-BREAK」の3グレードには、2.5リッター直噴水平対向4気筒エンジンを搭載した。
現段階で先行予約台数のうち4割を占めているという「Advance」は、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた「e-BOXER」というパワーユニットを採用しており、フォレスター初のハイブリッドモデルとなる。
進化を遂げた「アイサイト」にも注目!
同社独自の運転支援システム「アイサイト」も、さらなるアップデートを図っている。全車速域で追従走行と車線中央維持をサポートしてくれる「ツーリングアシスト」は全グレードに搭載。ドライバーの視界を広げる「アイサイトセイフティプラス」も備えた。
また、「Advance」には同社初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」を採用。ドライバーがクルマに乗り込むと、インパネセンターバイザーに内蔵されたカメラがドライバーの顔を認識し、安全運転を見守ってくれるだけでなく、おもてなしも提供してくれるという。いわゆる“顔認識システム”というものだ。
価格はそれぞれ、「Touring」が280万8,000円、「Premium」が302万4,000円、「X-BREAK」が291万6,000円、「Advance」が309万9,600円となっている。
SUBARUの最量販車種として、さらに磨きをかけたフォレスター。今回の進化を皮切りに、採用車種の増加が予想されている「e-BOXER」の今後の展開にも注目したいところだ。
※価格は全て税込