東芝クライアントソリューションは22日、同社製PCに同梱品および、オプション販売されたACアダプタの一部が、使用材料の劣化により、発煙・発火する可能性が判明したとして、対象品の無償交換を発表した。

対象となるACアダプタは、2009年12月から2011年7月までの約1年7カ月の間に生産されたものの一部。ラベルに記載されている部品番号が、G71C0009S210、G71C0009T110、G71C0009T210、G71C0009T116のものが対象となる。

対象ACアダプタを同梱したdynabookは、2009年12月以降に発売されたもの(リストはこちら)。15.6型ノートPC「dynabook T551」や一体型PC「dynabook Qosmio 710」など幅広いが、同社は「全てのACのアダプタが対象ではなく、該当PCを持っている場合は対象のACアダプタか確認してほしい」と呼びかけている。

使用しているACアダプタが交換対象だった場合、同社のWebサイトから交換の申し込みが行える。同社は、ACアダプタが対象かどうかを判別するWebサイトに加え、専用の電話窓口も用意する。

  • 交換対象はACアダプタのみ。交換後のACアダプタは、プラグ形状がL字型となる