女優の麻生久美子が、7月27日スタートのテレビ朝日系新ドラマ『dele』(毎週金曜 23:15~ ※一部地域を除く)に出演することが22日、明らかになった。麻生が同局のドラマに出演するのは、『時効警察』シリーズ以来、11年ぶりとなる。
今作は、俳優・山田孝之と菅田将暉がダブル主演を務め、パソコンやスマホに残された「デジタル遺品」をテーマに、1話完結型形式で展開される。
麻生が演じるのは、山田演じる坂上圭司の姉で、弁護士の坂上舞。クライアントの依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録をすべて“内密に”抹消する仕事を生業としている圭司に、真逆ともいえる性格の真柴祐太郎(菅田)を引き合わせ、タッグを組ませる人物だ。圭司と祐太郎にとって、欠かすことのできない協力者として活躍していく。
麻生は「『時効警察』からもう11年も経ったという事実に驚きましたが、また金曜ナイトドラマに帰って来られて、すごくうれしいです」とコメント。主演の2人に惹かれてオファーを受けたことを明かし、「お2人とも個性豊かな俳優さんなので、日々いい刺激をもらってます」という。
山田について、麻生は「独特の空気感に最初は少し緊張しましたが、それゆえに、なんて良い雰囲気の現場なんだろうとワクワクもしました」と語り、以前姉弟役で共演経験のある菅田については「今回もまた、とても面白く、また実在感のあるお芝居をされていて見ていてとても楽しいです。そして、場を盛り上げてくれるムードメーカーでもあり、すごく気遣いのできる方なので、現場の居心地がとても良いです」と述べた。
また、「説明セリフも多く撮影は大変ですが、とてもやりがいを感じています。このまま最後まで走っていけたらと思います」と話した。