2018年7月からの放送開始が予定されているTVアニメ『京都寺町三条のホームズ』だが、放送を控えた6月17日(日)、作品にも登場する京都・下鴨神社にて、真城葵役の富田美憂、家頭清貴役の石川界人、原作小説の望月麻衣氏、双葉社の森田プロデューサーによるTVアニメヒット祈願が実施された。
4名がヒット祈願をしているところに門川大作京都市長が来訪。本作が京都市を舞台としていることを受けて、激励に訪れた。まず森田プロデューサーが『京都寺町三条のホームズ』の作品概要について紹介。「京都を舞台にした作品であり、作中に下鴨神社が登場することから、今回下鴨神社でヒット祈願を行いました。京都の企業様や、京都造形芸術大学、市役所の方々にご協力いただき、この作品を大いに盛り上げていきます」と市長へ述べたところ、市長からは「下鴨神社は尊き、勝利の神様だからヒットは間違いない」と早速激励の言葉が。続いて望月氏より「京都では当たり前よそでは知らない、おもしろいみたいなものを、よそ者の主人公が京都に来て体験していくという作品で、葵祭や祇園祭、みたらし祭も書かせていただきました」と作品を市長へ紹介した。
主演の富田は京都の印象を聞かれると、「京都にきて本当に素晴らしいところだと実感しました。いろいろなところを回らせていただいたのですが、京都の良い雰囲気を東京に持ち帰ってアフレコに挑んで、アニメを通して京都の素晴らしさや良いところをみなさんに発信したいと思います」と意気込みを。演じるにあたっての印象を聞かれた石川は、「京都の歴史や文化遺産の話を知っていかなければならないというのは大変ですが、京都の魅力に触れさせていただく機会を設けてくださったり、キャラが作中で京都の歴史などを楽しそうに話したりするので、京都について楽しく学べています」と熱く語った。さらに京都弁のイントネーションを勉強しているという石川に対して、市長からは「京都弁はイントネーションが難しい。頑張っていただきたい」と労いの言葉がかけられた。
さらに、「今回この作品でも『京まふ』を微力ながら盛り上げさせていただきたいと思います」とイベントへの出展を発表すると、市長は「おかげさまで『京まふ』は西日本で最大規模のイベント。京都はアニメ・漫画とゆかりがつよく、伝統産業とのコラボや、若手クリエイターを養成する出張編集部など、こういうことができるのは京都の魅力。盛り上げていただきたい」と激励。会談が終了すると、市長は本作のPR活動を共に行っている京都造形芸術大学の学生にも激励の言葉をかけた。
TVアニメ『京都寺町三条のホームズ』は、2018年7月より放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)望月麻衣・秋月壱葉/DEF STUDIOS
(C)「京都寺町三条のホームズ」製作委員会