エミレーツ航空(本社: アラブ首長国連邦・ドバイ)は7月2日より、羽田=ドバイ線に新型ボーイング777-300ERを導入する。羽田空港から運航されているデイリー便のうち、週5便は777-300ERとなり、その他の2便は現在と同じ777-200LRで運航する。
新しいビジネスクラスの革張りシートは、身体にフィットする78インチのフルフラット仕様であり、自動車業界のベストデザインを応用している。新デザインの座席コントロールや照明に加え、23インチのスクリーン(以前は20インチ)、雑誌用ポケット、PC用電源などが備えられている。食事用テーブルも一新し、食事に関してもビジネスクラスでは、中東航空会社では初展開となる懐石弁当も用意している。
機内では15本の邦画と30の音楽チャンネルを含む100チャンネル以上の日本語のプログラムを備え、数々の賞も獲得した機内エンターテインメントシステムiceも楽しめる。さらにビジネスクラスには、座席備え付けミニバーを設置したほか、モダンなデザインと衛生設備の整えられた化粧室、新改良の快適な照明設備などが導入されている。
なお、エミレーツ航空は10月28日より、関空=ドバイへ線にA380の導入も予定している。