朝日新聞社は7月19日~29日、「絵本のひきだし 林明子原画展」を「松屋銀座」(東京都中央区)の8階イベントスクエアにて開催する。開催時間は、10時~20時(22日は19時30分、27日は20時30分、最終日は17時閉場)。
開催するのは、絵本作家・林明子氏の絵本原画を一堂に集めた展覧会で、昨年より全国を巡回している。同氏はベストセラー絵本「はじめてのおつかい」(1976年発行)をはじめ、「こんとあき」「あさえとちいさいいもうと」などの絵本を展開。発行総数は1,600万部を超えているとのこと。
巡回のラストとなる同展では、絵本の中の子供たちが見せるほんのわずかな心の揺らぎや"葉っぱ一枚一枚のみずみずしさ"まで優しく繊細に描き出した原画約200点を全6章に分けて公開する。
第1章では、デビュー初期に描かれた「かみひこうき」「しゃぼんだま」など初期の作品を原画のほか、デビュー以前にイラストレーターとして活動していた頃の作品も展示する。
第2章では、初めての物語絵本となった「はじめてのおつかい」に着目。同作の文を担当した筒井頼子氏とのエピソードなどを、作品の背景にも触れながら懐かしい場面として原画で一堂に展示する。
そのほかにも、第3章では同氏が様々な作家と共作した絵本、第4章では文・絵ともに同氏が手がけた作品、第5章では水彩画など様々な手法で制作に取り組んだ絵本、第6章では同氏の夫で児童文学者の征矢清(そやきよし)氏との共作「ひよこさん」における原画を公開する。
開催時間は、10時~20時(22日は19時30分、27日20時30分、最終日は17時閉場)、入場は閉場の30分前まで。入場料金は、一般・税込1,000円(前売りは税込700円)、高校生・税込700円(前売りは税込500円)、中学生・税込500円(前売りは税込400円)、小学生・税込300円。前売りは、6月末よりローソンチケット他で7月 18日まで販売予定。