ロックバンド・Attractionsが、15日深夜に大阪・心斎橋のMusic Club JANUSにて行われたライブイベント「Spotify Early Noise Night #6」に出演。デビュー曲の「Knock Away」含む6曲を披露し、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
Spotifyがその年に飛躍が期待される新人アーティストを年初に選出し、プレイリストやライブイベントを通じて年間バックアップしていくプログラム「Early Noise」。「Spotify Early Noise Night」はその一環としてスタートし、これまで東京で5回開催された。この日は初の大阪開催となり、SIRUP、the engy、Attractions、向井太一、あっこゴリラ、AFRICAの順に観客を盛り上げた。
福岡を拠点に活動するAttractionsは2016年に結成された5人組ロックバンド。サウンドはUKロックを原点に海外のトレンドとも共振し、「Knock Away」はSpotifyの国内バイラルチャートで8位を獲得し、配信開始2カ月で20万再生を突破した。
ボーカルのTAROは観客の興奮を一身に受け止め、「大阪最高ですね。呼んでくれたSpotify、本当にありがとうございます!」と感謝。「みなさん、音楽好きですか?」と問い掛け、さらにAttractionsの世界に引き込んでいく。
合間のMCでは、「自分、TAROと言うんですけど」とあらためて自己紹介し、「俺はインドネシア出身。11歳の時に日本に来て、日本語全然しゃべれなくて友だちいなくて」と回顧。「けど、その時に遊んでくれたのが音楽でした。音楽をもっともっと好きになったら仲間ができました。こういう仲間ができて、今やっとここに立っています。ありがとうございます」と音楽、そしてメンバーとの結びつきを語る。
さらに、「福岡からアジア、世界に向けてがんばりますので、大阪のみなさんも1つのアジアとして目を広げて、最高の音楽シーンを盛り上げましょうよ!」と訴えかけ、「そんなすばらしい世界を僕たちが作りますので、みなさんのために最後に1曲歌います」の曲紹介から「Escapist」で締めくくった。
ステージ上で「音楽をもっともっと好きになったら仲間ができました」と打ち明けたTARO。パフォーマンス後はフロアに姿を見せ、観客と一緒に別のアーティストの曲を楽しんていた。
■Attractions「Spotify Early Noise Night #6」セットリスト
1.Baby Relax
2.Twilight
3.Leilah
4.Hazy Boy
MC
5.Knock Away
6.Escapist