ASUS JAPANは6月20日、ゲーミングノートPCの新製品「ROG ZEPHYRUS」シリーズを発表した。厚さや重さが増しがちなゲーミングノートPCにあって、本体を薄型軽量に仕上げたのが特徴。可搬性の高さとデザイン性の高さ、ゲーミングPCとしてのパフォーマンスを両立し、市場拡大を狙う。

スペックと薄さを追求した「ROG ZEPHYRUS GX501GI」

「ROG ZEPHYRUS GX501GI」は、高性能のパーツを盛り込みながら本体を薄く軽く仕上げたシリーズの最上位モデル。本体の厚さは最厚部でも17.9mmと薄く(最薄部は16.9mm)、重さを約2.26kgに抑えた。

  • もっとも厚い部分でも厚さが17.9mmしかない、ゲーミングノートPCでは異色のスリムモデル「ROG ZEPHYRUS GX501GI」

  • 側面から見ると、ごく普通のモバイルノートPCにしか見えない

本体の薄型化を図りつつ効率のよい冷却を行う独自の冷却システム「Active Aerodynamic System」も搭載する。天板を開くと本体後方の底面が約7mm持ち上がり、通気口が姿を現す仕組みで、より多くの通気スペースやエアフローを確保できる。

  • 天板を開くと本体後方の底面が持ち上がり、エアフローを確保する独自の冷却システム「Active Aerodynamic System」を採用

CPUはCore i7-8750H(2.2GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時は最大4.1GHz)、メモリーは24GB、ストレージは512GBのSSD、グラフィックスはGeForce GTX 1080 Max-Q(8GB)を採用。ディスプレイは15.6型液晶(1920×1080ドット)で、144Hz駆動の高性能パネルを採用する。キーボードはRGBイルミネーション機能付きの英語配列(83キー)で、日本語配列は用意しない。

  • ゲーミングノートPCらしいゴツさはまったくなく、手軽に携帯できる

本体サイズはW379×H16.9~17.9×D262mm、重さは約2.26kg。バッテリー駆動時間は約1.7時間。価格はオープンで、予想実売価格は税別349,800円。発売日は6月23日。

手ごろな価格のスリムモデル「ROG ZEPHYRUS M GM501GS」

「ROG ZEPHYRUS M GM501GS」は、バッテリー駆動時間の延長や低価格化を図ったスリムモデル。本体の厚さは17.5~19.9mm、重さは約2.45kgと、前述のGX501GIよりもひとまわり厚く重くなっているが、バッテリー駆動時間を約3.7時間に延ばした。冷却システム「Active Aerodynamic System」は搭載する。

  • 薄さや軽さはほどほどに、価格を抑えた「ROG ZEPHYRUS M GM501GS」

  • もっとも厚い部分でも2cmを切っており、十分にスリムだ

  • 天板を開くと本体後方の底面が約7mm持ち上がり、通気口が姿を現す冷却システム「Active Aerodynamic System」を搭載

CPUはCore i7-8750H(2.2GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時は最大4.1GHz)、メモリーは16GB、ストレージは256GBのSSD+1TBのSSHD、グラフィックスはGeForce GTX 1070(8GB)。ディスプレイは15.6型液晶(1920×1080ドット)で、144Hz駆動の高性能パネルを採用する。キーボードはRGBイルミネーション機能付きの英語配列(103キー)で、日本語配列は用意しない。

  • ストレージは256GBのSSD+1TBのSSHDで、ゲーミング以外の用途でも使いやすいモデルといえる

本体サイズはW384×H17.5~19.9×D262mm、重さは約2.45kg。価格はオープンで、予想実売価格は税別289,800円。発売日は6月23日。

ASUS JAPANの直営店「ASUS Shop / StoreAKasaka」限定販売の派生モデル「GM501GM」も用意する。グラフィックスがGeForce GTX 1060(6GB)に落ちるが、直販価格を税別194,259円に抑えた。発売日はこちらも6月23日。