ガーミン、音楽が聴けて決済もカンタンにできるスマートウオッチ

ガーミンジャパンは6月19日、GPSスマートウオッチ「fenix 5」シリーズの新モデル「fenix 5S Plus」「fenix 5 Plus」「fenix 5X Plus」を発表した。6月28日に発売する。fenix 5に、音楽機能や決済機能、地図機能を追加したモデルだ。

• 写真左から、fenix 5S Plus Sapphire Rose Gold、fenix 5X Plus Sapphire Ti Black、fenix 5 Plus Sapphire Ti Gray、fenix 5 Plus Sapphire Black

全モデル共通で、欧州の測位衛星「Galileo」が受信可能となった(ガーミンジャパンのウェアラブル端末としては初)。従来通り日本の「みちびき」、アメリカの「GPS」、ロシアの「GLONASS」などの衛星にも対応する。

USBケーブル経由でPCとつなぎ、音楽データを転送して内蔵メモリ(16GB)に保存すれば、ワイヤレスイヤホンやワイヤレススピーカーなどとBluetooth接続して音楽を聴ける。

また、NFCを利用したタッチ式の決済機能「Garmin Pay」をサポート。ショッピングなどのとき、レジ前で対応端末に本体をかざすと決済が行える。決済に使えるのは、三菱UFJ-VISAデビットのみ(2018年6月19日現在)。

このほか日本全域の地形図、および道路地図を収録。高度データも用意し、リアルタイムで高度変化も確認できる。スポーツ向けの機能も充実しており、光学心拍計機能やライフログ機能を搭載。スマートフォンアプリとも連携可能だ。

ディスプレイは低消費電力の半透過型メモリーインピクセル(MIP)液晶で、240×240ドットの1.2型液晶を採用した。内蔵メモリは16GBで、防水機能は10ATM(100m防水)。

fenix 5S Plus

「fenix 5S Plus」は、風防にサファイアガラス、ベゼルにステンレスを使用したモデル。バッテリ寿命はウオッチモードで最大6日間。本体サイズは42mm×42mm×15.4mm、重量は69g～76g。対応バンド幅は20mm。

fenix 5 Plus

「fenix 5 Plus」は、風防がサファイアガラス、ベゼルがDLCチタンの3モデルを用意する。バッテリ寿命はウオッチモードで最大10日間。本体サイズは47mm×47mm×15.8mm、重量は76～135g。対応バンド幅は22mm。このほかの仕様は、fenix 5S Plusとほぼ共通。

fenix 5X Plus

「fenix 5 Plus」は、風防がサファイアガラス、ベゼルにDLCチタンを採用した2モデルを用意。バッテリ寿命はウオッチモードで最大18日間。本体サイズは51×51×17.5mm、重量は88g～146g。対応バンド幅は26mm。このほかの仕様は、fenix 5S Plusとほぼ共通。