ポルシェ ジャパンとポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会が主催するポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)は6月17日、ポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)との共催となるエキシビジョンレースを、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)にて開催した。

  • 2016年PCCJシリーズチャンピオンの#78 近藤翼が優勝を果たした

PCCJ第8戦、PCCA第3戦終了後の16時5分から、PCCA28台とPCCJ17台の計45台が両シリーズの交流を図るため10周のエキシビジョンレースを開催した。グリッドは、PCCA第2戦とPCCJ第7戦の予選順位を交互に入れ替える形となり、ポールポジションとなるイン側からスタートするのはPCCJジュニアプログラムドライバーの#18 上村優太、2番手はPCCAの2017年シリーズチャンピオンである#101 クリス・ヴァン・デル・ドリフトに。

  • 45台がシグナルグリーンに合わせて一斉にアクセル全開となる圧巻のスタート

ホールショットを奪ったのは#18 上村で、それに#101 ドリフト、2016年PCCJシリーズチャンピオンの#78 近藤翼が続く。5周目に#101 ドリフトがトップを奪うと、翌6周目には再び#18 上村が逆転するもオーバーラン気味になり順位を落としてしまう。#78近藤は#18 上村をかわして2位に浮上。#78 近藤は7周目にテールトゥノーズに持ち込むと、トップの#101 ドリフトを逆転。そのまま#78 近藤が、チェッカーを受けて優勝を成し遂げる。

  • 2位以下との差を広げる#78近藤

一方、PCCJのジェントルマンクラスとPCCAのプロアマクラスによる戦いは、PCCJの#98 IKARIが優勝。3位表彰台には#47 TAD JUN JUNが上がった。

  • PCCJのジェントルマンクラスとPCCAのプロアマクラスによる戦いは、#98 IKARI(写真右)が優勝

なお、PCCJの次大会である第9-10戦は8月4・5日に富士スピードウェイで開催される。シリーズは全11戦で競われるため、最終戦を前にした第9-10戦はチャンピオン争いで重要なレースとなる。

  • 天候:曇り/路面:ドライ/気温:20度/路面温度:30度のコンディションで激しいバトルが繰り広げられた