ビズリーチが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」は6月19日、「正社員職種別年収ランキング2018(提示年収の中央値 ベスト30)」を発表した。調査日(2018年4月30日)時点で「スタンバイ」に掲載されている正社員求人約319万件を対象に、職種別の提示年収の中央値を調べた。
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正社員職種別年収ランキング2018(提示年収の中央値 ベスト30)求人検索エンジン「スタンバイ」調べ
ランキング1位は「医師」で、年収中央値は1,400万円。同調査では「24時間体制の医療機関では医師が夜勤や当直に対応し、不規則な生活を送らなくてはならない勤務医が多く、命を預かる責任の重さ、高い専門性に加え、激務に対する対価として高年収が提示されている」と分析している。
以下、2位「プライベートエクイティ(未上場企業の株式の取得・引受を行う職種)」(899万円)、3位「ファンドマネージャー」「財務アドバイザリー」(各850万円)、5位「CIO(最高情報責任者)」(849.5万円)、6位「プロジェクトファイナンス」「アクチュアリー」「ストラクチャードファイナンス」(各800万円)、9位「戦略コンサルタント」「コーポレートファイナンス」「セキュリティコンサルト」(各750万円)と続いた。
上位30位には金融9職種がランクインしており、同調査では「金融業界は規制業種で、他業種ほど競争環境は厳しくなく、高い利益性を確保できている」ことに加え、「成果主義が徹底されている」ことから、金融専門職の年収が高い傾向にあると分析している。
このほか、上位30位にはIT専門職5職種、コンサルタント関連4職種、経営関連7職種、食品工場長や臨床開発、ゲーム関連など、専門職や資格を要する職種が入る結果となった。
