エン・ジャパンは6月19日、「夏季賞与」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は4月25日~5月29日、人事担当者向け中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」上で、従業員数300名以下の企業を対象に実施、584社から回答を得た。
2018年夏季賞与の支給予定の有無を聞くと、82%の企業が「支給予定」と回答。その企業に「昨年(2017年)の夏季賞与と比較し、支給額に変動はありますか?」と聞いたところ、「増額予定」が35%という結果になった。
業種別で「増額」の回答比率が高かったのは、「商社」(93%)、次いで「メーカー」(91%)だった。
増額する理由、減額する理由
昨年と比べて何%程増加しそうか聞くと、51%の企業は「5%未満(1%未満:2%、1~3%未満:23%、3~5%未満:26%)」と回答。増額理由は第1位「業績が好調」(74%)、第2位「社員の意欲向上」(67%)、第3位「離職・退職の予防」(20%)だった。
減額予定の企業に昨年と比べて何%程減額しそうか聞いたところ、「5%未満(1~3%未満:14%、3~5%未満:14%)」と回答した企業が28%だった。
減額理由は第1位が「業績不振」(74%)、第2位「その他」(13%)。「その他」と回答した企業からは「前回多く支給しすぎたから」「経費圧縮のため」などの理由が寄せられた。