昆虫好きで知られる俳優の香川照之が、27日に放送されるTBS系動物バラエティ『新どうぶつ奇想天外!』(19:00~)に出演し、昆虫愛を炸裂させる。
不思議や驚きに満ちた動物たちの世界を紹介する同番組。今回は、動物の魅力の虜になった“動物を愛しすぎちゃった人”を大特集する。香川といえば、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ数々の賞を受賞している名優だが、大の昆虫好きとしても知られており、昆虫への並々ならぬ情熱と知識が話題となっている。
子どもたちをはじめとした日本人の昆虫離れを嘆く香川は、昆虫の魅力を楽しむ“昆虫活動”、略して“昆活”を番組MCの安住紳一郎TBSアナウンサーに伝授。2人はそれぞれ「KONKATSU1号」「2号」のゼッケンを背負ったおそろいのユニフォームで、昆虫たちの世界に飛び込む。
舞台は日本最大級の昆虫園「ぐんま昆虫の森」。東京ドーム10個分という広大なフィールドで、舞い踊る色鮮やかなチョウたちと戯れたり、絶滅寸前といわれる里山に暮らす水生昆虫とも遭遇する。ついには香川も名前は知っていたが、実際に見るのは初めてという超貴重な昆虫を捕獲。その美しさに大興奮する。
さらに、レジェンド級の昆虫好きであり、昆虫の研究者でもある解剖学者・養老孟司も参加し、香川との最強昆虫タッグが実現。香川&養老に誘われる昆虫の世界は必見だ。
香川は「自分は子どもの頃から昆虫に魅せられ、時間があれば虫を見ている少年時代を送ってきました。東京に生まれましたが当時はカミキリムシとかもいたし、クツワムシや、タマムシもいました。そんな虫たちに常に目が奪われるような小学生でした」と子供時代を振り返った上で、「昆虫は太古の昔から地球を支配してきた生物。昆虫があって、いろいろ魚や動物が生まれ、最後に人間が生まれてきました」と説明。
続けて、「太古の昔から積み重ねてきた遺伝子、生き物の歴史が、昆虫のひとつひとつに宿っています。そして、昆虫は人間が生まれる前から生きている地球の大先輩、人間が学ぶべきこと、生きていくヒントをたくさん秘めていると思います」と魅力を伝え、「多くの人が興味を持って、昆虫の形や大きさの不思議さ、なんでこんな小ちゃい、なんでこんな細長い、なんでこんな硬い、なぜ、そうなったかっていうことを考えるきっかけになってくれればいいなと思います。私たち人間が生きるために学ぶべきポイントを少しでも感じて欲しいと思っています」と呼びかけている。
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