6月18日7時58分に発生した大阪北部を震源とする地震に関し、関西国際空港・大阪国際空港(伊丹空港)・神戸空港における、15時時点の情報を発表した。関西国際空港では、国際線で最大約3時間、国内線で約1時間の遅延が発生しており、伊丹空港では欠航が58便(12時時点)から82便に拡大した。なお、遅延や一部施設への影響はあるものの、3空港とも空港機能としては問題なく運用している。
関西国際空港に関しては、滑走路・館内施設ともに異常はなく、負傷者もない。運航においては、欠航便はないものの、国際線出発便13便(最大約3時間)、国内線出発便1便(約1時間)、到着便1便(13分)の遅延が発生している。ただし、一部店舗については、従業員通勤不可能などのため、限定営業となっている。
大阪国際空港(伊丹空港)は、滑走路に異常はないものの、館内施設に水漏れ、天井剥がれ、ひび割れ、空調吹き出し口の器具落下等など一部被害が生じており、現在、詳細を確認している。なお、負傷者はない。運航においては、欠航便82便(出発便41便・到着便41便)、遅延便は多数(便数確認中)となっている。一部店舗については、従業員通勤不可能などを理由にして、限定営業となっている。
神戸空港に関しては、滑走路・館内施設ともに異常はなく、負傷者もない。運航においては、欠航便はないものの、滑走路点検の影響で出発便4便、最大26分の遅延が発生している。一部店舗については、従業員通勤不可能などを理由にして、限定営業となっている。