JALはKDDIと連携し、6月20～29日の期間限定で、羽田空港国際線ターミナルのJAL国際線サクララウンジ・スカイビューにおいて、スマートグラスを利用した映像視聴に関する実証実験を実施する。空港ラウンジにおけるスマートグラスを用いた3D映像体験の提供は、日本初となる。
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空港ラウンジにおけるスマートグラスを用いた3D映像体験の提供は日本初
今回の実証実験では、貸し出しする専用のスマートグラスで任意の映像視聴サービスを無料で体験できる。利用者は、ラウンジ内の席にてスマートグラスを装着し、KDDIが提供する数種類の中から好みの映像コンテンツを選んで、スマートグラス越しの目の前に広がる大きなスクリーンで映像を楽しめる。
使用するスマートグラス「R-9」は、KDDIが戦略的パートナーシップを締結しているODG(Osterhout Design Group)が開発したもので、50度の広い視野角に加え、ハリウッド映画などの映像再生クオリティを認証する「THXディスプレイ規格」をスマートグラスで初めて取得した表示性能で高画質ビデオの視聴が可能なモデルとなる。
KDDIは、今回の実証実験を通じてラウンジでの新たな過ごし方の提案を行い、今後、機内での利用などより多くの利用者に、映像をはじめとしたエンターテインメントの新たなユースケースの可能性を検討し、様々な体験価値の提供を目指していくとともに、スマートグラスの商用化に向けて取り組んでいくとしている。
「R-9」に搭載した専用のスマートグラス向け映像視聴アプリにより、スマートグラスを通して希望のコンテンツの写真を見ることで、自動的にコンテンツが再生される。提供コンテンツは、沖縄の美しい海(沖縄、座間味島)や北アルプスの雄大な山々、ユウリ3Dマジックショー、ネコのミーちゃん、OSAKA 360であり、スマートグラスを利用した、新たなユーザーインターフェースの可能性を楽しめる。実施場所は羽田空港国際線ターミナル JAL国際線サクララウンジ・スカイビューで、6月20～29日の各日7時～12時30分までとなる。
