女優の木村佳乃が、今年の日本テレビ系大型特番『24時間テレビ41』(8月25日~26日)のチャリティーパーソナリティーに決まった。18日に放送された同局系情報番組『ZIP!』で発表された。

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『24時間テレビ』チャリティーパーソナリティーに決まった木村佳乃=日本テレビ提供

木村は、2014年に「どうしても24時間テレビに参加したい!」とスペシャルサポーターとして、企画の1つに参加したが、チャリティーパーソナリティーとしての出演は初めて。発表に先立ち、24時間テレビのチャリTシャツ姿を撮影し、袖を通した木村は「本当に素敵なデザイン、かわいい!」とお気に入りの様子だ。そして、チャリティーパーソナリティーとしての参加について「本当に本当にうれしくて、わくわくしています!」と喜び、そのうれしさが伝わってくる撮影となった。

今回のオファーについては「びっくりしました。青天の霹靂。まさか、と真顔になりました。でも0.1秒後には『受けさせていただきます』と決めました。『えーっ!』からの『ぜひ!』という感じです」と心境を紹介。「本当に私でよいのだろうかという気持ちもありますが、びっくりして、うれしくて、やる気満々です。その後、『誰にも言わないで』と言われたのですが、内緒にするのが苦手なので、今日までもやもや、そわそわ、むずむずしています」と話した。

今年のテーマは「人生を変えてくれた人」だが、「まず思い浮かぶのは、亡くなるまで一緒に暮らしていた祖母です。子供の頃はいつも祖母のひざもとに座って、一緒にテレビでお相撲やマラソンを見たり、親から禁止されているお菓子をこっそり食べさせてくれたりした思い出があります」と回想。「そんな祖母に言われて、今も大切にしている言葉が『何事も、やらないで後悔するよりやったほうがいい』です。特に仕事をするようになって、この言葉はモットーにしています。まずはトライしてみようと。仕事を始めて、慣れないこと、できないことばかりですが、ここまで来れたのは祖母の言葉のおかげです」と感謝する。

メインパーソナリティーのSexy Zone・佐藤勝利とは、16日に終了したドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』で共演したが、「先日コンサートにも伺ったので、とても心強いです。メンバーがみんな若いので、24時間どころか48時間ぐらい、ピチピチで頑張ってくれるんじゃないかと。私はいつも夜10時には寝ているので、仮に眠くなったとしても助けてくれるのではないかと頼りにしています」と信頼を寄せた。

母親としての顔も持ち、「例えば用意した食事を子供が残した時、日本は豊かな国ですが、世界には必要な食べ物が手に入らない人もたくさんいる中で、どういうことなのか、子供に考えてほしい。番組を通じて、いろんな人が世の中にいるということを知ってもらいたいですし、その上でどう思うか、考えるためのとてもいい機会だと思います。母となってから、この番組に対して感じる思い、伝えたいことが、さらに増えています」という木村。「今年は私が、たくさんの愛と、たくさんの感動と、たくさんの笑いをお届けしたいと思います。頑張ります!」と意気込みを示している。

総合プロデューサーの吉無田剛氏は「女優としての顔だけでなく、バラエティ番組で女芸人顔負けの身体を張ったロケに全力で取り組む姿など、周りにいる人を笑顔にする魅力にあふれた方なので、今回24時間テレビでご一緒できるのが今から楽しみです」とコメント。「さまざまな企画に“母親としての目線”で寄り添ったり、想いを伝えてもらったりすることにも期待しています」と話した。

今年の『24時間テレビ』は他にも、スペシャルサポーターに南原清隆、応援団長に出川哲朗、チャリTシャツプロデューサーに渡辺直美、チャリティーランナー(トライアスロン)にみやぞんが決まっている。