第159回芥川賞・直木賞の候補作が18日、発表された。選考会は7月18日17時から、東京・築地の料亭「新喜楽」で開催され、受賞作は同日のうちに発表される。
芥川賞候補になったのは、3回目の候補で劇団「大人計画」主宰・俳優・劇作家・演出家としても活躍する松尾スズキ氏『もう「はい」としか言えない』のほか、古谷田奈月氏『風下の朱』、高橋弘希氏『送り火』、北条裕子氏『美しい顔』、町屋良平氏『しき』の計5作品。
直木賞候補になったのは、3回目の候補で『夜行観覧車』『リバース』といったドラマの原作者でもある湊かなえ氏の『未来』のほか、上田早夕里氏『破滅の王』、木下昌輝氏『宇喜多の楽土』、窪美澄氏『じっと手を見る』、島本理生氏『ファーストラヴ』、本城雅人氏『傍流の記者』の計6作品となっている。