女優の石原さとみが主演する日本テレビ系ドラマ『高嶺の花』(7月11日スタート、毎週水曜22:00~ ※初回10分拡大)のポスタービジュアルが17日、公開された。7月1日から、首都圏各所で掲出される。

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    『高嶺の花』ポスタービジュアル=日本テレビ提供

式当日に婚約者の二股交際が発覚し、結婚が破談した名門華道家・月島もも(石原)が、商店街の自転車店主・風間直人(峯田和伸)と偶然出会い、まさかの“運命の恋”に落ちていく同作。ポスタービジュアルは、ももが直人の頭でアーティスティックな生け花をしているという、美しくもシュールな構図だ。

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撮影は、石原と峯田の1人ずつで行われ、都内のスタジオに30種類以上の花を持ち込んで実施。使用されたのはすべて生花のため、照明などの影響で撮影中にも花が萎れてきてしまう危険があり、スタジオには強く冷房が入れられていた。

まずは峯田から、花の土台になる特殊なネットを頭のサイズに合わせて調整。それが済んだら一旦ネットを外し、色彩やバランスを見ながら、茎をネットに絡ませるように花を生けていく。そしてある程度、生け花の形ができ上がったら、再びネットを峯田の頭にかぶせてセッティング。カメラ前に移動し、ようやく撮影が始まった。

すると、撮影しながらも「もう少しサイドの枝を増やしたほうがいい?」「こちらに別の色を足したほうがきれいかも」など、細かい調整が発生。生花がふんだんに使われた“ヘッドフラワー”はかなり重いにもかかわらず、峯田はつらそうな顔を見せずにカメラマンの指示に合わせて次々と表情を変えていき、一同の拍手の中で無事撮影を終えると、最後は笑顔でピースサインを見せてくれた。

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そして、美しい着物姿で石原がスタジオ入り。先に撮影を終えた峯田の写真を見て「わあ、すごい! 面白い!」と笑っていたが、カメラ前に立つと一変し、「名門華道家らしい凛としたもも」と「頭で生け花をされている直人」のギャップを表現するため、キリリとした表情でポーズをとっていく。

真剣にモニターを確認し、カメラマンやデザイナーと話し合いながら、花の持ち方、顔の角度、表情など、より「月島ももらしい」表現を追求していく石原の姿は、まさに“高嶺の花”。撮影は順調に進み、予定時間よりかなり早くすべての工程が終了した。

撮影後、スタッフから使わなかった生花で作られた花束を贈られた石原は「うれしい! ありがとうございます」と、再び優しい笑顔に戻っていた。

このポスタービジュアルは、7月1日から放送終了まで、東京・新橋駅地下通路デジタルサイネージ、同2日から放送終了まで、新橋駅地下歩道大型看板で掲出。ほかにも、同2日から8日まで東急全線ドア横ポスターとJR山手線ホーム大型ポスター、同9日から15日までJR首都圏全線ドア横ポスターとして登場する。

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