KADOKAWAはこのほど、『ブレない子育て 発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記』(税別1,200円)を刊行した。
同書は、モデル・俳優として活躍する栗原類さんの母・栗原泉さんによる手記。自身も発達障害と告知されながら、シングルマザーとして、息子(栗原類さん)をどのように育て、導いてきたかが記されている。
泉さんによると、類さんが8歳のとき、アメリカのニューヨークで発達障害だと診断されたという。以後、類さんにどんな弱点や苦手があるのか、じっくり観察するところから、発達障害の勉強と理解は始まったとしている。
同書では、泉さんが類さんへの子育てで実践してきた「ブレない子育てのための8つのマイルール」を公開している。そのルールは「周囲の雑音に振り回されない知識を持つ」「『我が子に今何が必要か』をじっくり観察する」「頑張らせることの優先順位を決める」「子どもと一緒に学ぶ、感動を共有する」など。
同書には、母である泉さんを誰よりも信頼する息子・類さんとの対談も収録している。