富士急行は15日、河口湖・西湖周辺を運行するバス「河口湖・西湖周遊バス」において、6月17日から大型バスの運行を開始すると発表した。
「河口湖・西湖周遊バス」は、河口湖駅を起点に15~30分間隔で出発し、河口湖、富士山パノラマロープウェイ、河口湖遊覧船、富岳風穴など人気の観光スポットを巡る周遊バス。近年増加している訪日外国人の観光客に向けて、もっと富士五湖エリアを回遊して富士山観光の楽しさを感じてもらうため、これまで約30人乗車できる小型バスで運行していたが、約2.5倍の約80人が乗車できる大型バスの導入を決定した。
バスの車両デザインはJR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」、富士急行「富士山ビュー特急」などを手がけた工業デザイナー、水戸岡鋭治氏が担当。バリアフリー対応のノンステップバスのため、車いす利用者でも安心して乗車できる。
河口湖周遊バスは、河口湖駅発で1日36便を毎日運行(15分間隔)。おもな停留所は「遊覧船・ロープウェイ入口」「河口湖オルゴールの森美術館」「河口湖猿まわし劇場木の花美術館」「河口湖自然生活館」など。西湖周遊バスは、河口湖駅発で1日16便を毎日運行(30分間隔)。おもな停留所は「冨士御室浅間神社」「道の駅かつやま」「西湖いやしの里根場」「富岳風穴」など。料金はフリーパスで大人1,500円・こども750円。