MJIは6月15日、Webブラウザでプログラミング体験ができる小学生向けサービス「TAPIA PLAY」(タピアプレイ)を発表した。利用料金は無料だ。
TAPIA PLAYは、Webブラウザに表示されるコミュニケーションロボット「タピア」のプラグラミングを行い、タピアをWebブラウザ内で動かせるサービス。タイムラインの五線譜に、「セリフ」「かお」「うごき」などのアイコンを置いていき、自分の好きなセリフや顔、動きを設定していく。音楽や背景画像も設定可能だ。
自分でプログラミングしたタピアは作品として保存し、家族や友人と共有できる(タピアギャラクシーへの登録が必要)。推奨環境は、Windows 10かMac OS XのChromeブラウザで、CPUはIntel Core i3以上、メモリ容量は4GB以上。2018年8月には、iPadやAndroidタブレットでも利用できるTAPIA PLAYを提供する予定。また、同月にMJIのコミュニケーションロボット「タピア」と連携し、自分がTAPIA PLAYで考えたプログラミングの通りにタピアを動かせるようになる。
あわせて、MJIはTAPIA PLAYと連携するタピアを先行体験できるレンタルサービスを行う(7月2日からタピアを発送する予定)。レンタル用のタピアは10台で、すでにレンタル予約申し込みを受け付けている。
個人ユーザーの場合、レンタル期間は1週間で、貸出料金は無料。1世帯につき、借りられるタピアは1台まで。法人ユーザーの場合、レンタル期間は2週間で、貸出料金は10,000円(税別、送料込)。借りられる台数はひとつの企業につき1台まで。
タピアは、高さが245mm、最大幅が210mmで、卵のような形をしたコミュニケーションロボット。本体にはカメラ、スピーカー、マイク、タッチパネルモニター、バッテリーを内蔵している。ユーザーを認識し、顔や名前、誕生日を記憶してコミュニケーションを行う。Wi-Fiに対応し、インターネットに接続して天気やニュースの読み上げが可能だ。Amazon.co.jpでの販売価格は105,840円(税込)。