オンキヨー&パイオニアは6月13日、オンキヨーブランドのレシーバーシステム(ミニコンポ)「X-NFR7FX(D)」を発表した。6月下旬より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は58,880円前後(税別)。
ハイレゾ音源の再生に対応しており、USBメモリに保存されている最大96kHz/24bitのWAV形式とFLAC形式を再生できる。そのほかの対応再生フォーマットは、CD-DA、MP3など。CD、ラジオ放送、アナログ音声入力の音源を、SDメモリーカードやUSBメモリに録音する機能も搭載。「タイマーRec(録音)」によるラジオ番組の録音も可能だ。
Bluetooth 2.1を備え、スマートフォンに保存した音源のワイヤレス再生もサポート。Bluetoothスタンバイ機能によって、レシーバー側の電源がオフでも、スマホとのBluetooth接続と同時に電源オンとなり、音楽が再生される。Bluetoothの対応プロファイルはA2DP 1.2、AVRCP 1.3、対応コーデックはSBC。NFCにも対応する。
実用最大出力は26W+26Wで、電子部品をひとつずつ吟味して音質を追求したというディスクリート構成のアンプ回路と、独自のアンプ技術「WRAT(Wide Range Amplifier Technology)」を搭載する。
シャーシは共振に強く、フロントパネルは剛性の高いアルミニウム素材を使用。強度を確保したことで振動を減らし、音質悪化を防止する。キャビネットのバスレフ部は、独自技術「AERO ACOUSTIC DRIVE」により低音を増強。
13cmクラスのウーファーユニットは、4層の不織布のコットンをベースに、アラミド繊維とハイブリッド成形した「N-OMF振動板」を採用。振動板中央部には、砲弾型イコライザーを装備し、中高域のクリアさ鮮明にしている。
音声入力インタフェースは、光デジタル×1系統、アナログ入力×2系統。PC接続用のUSBポートも備え、30局を記憶できるAM/FMチューナーを内蔵。インピーダンスは4~16Ω。本体サイズはW215×D348×H142mm、重量は4.8kg。
スピーカーは2wayで、最大入力は70W。周波数特性は50Hz~100kHz、インピーダンスは4Ω。本体サイズはW163.5×D268×H281.5mm、重量は3.6kg。