産業編集センターはこのほど、『すっぱい料理』(税別1,400円)を刊行した。
同書は、気温が高くなる季節に向け、さっぱりとした酸味のある料理を紹介した書籍。自らもすっぱいものが好きな料理研究家の飛田和緒氏が、すっぱい食材や調味料を使った料理を102品紹介している。
料理に酸味を加える調味料や素材は、一般的な穀物酢や米酢だけでなく、ワインビネガー、バルサミコなどの酢、梅干し、レモンをはじめとしたかんきつ類、乳酸系のヨーグルトなど、さまざまなものを網羅した。
レシピでは、お酢や梅干しをそのまま使う本格的な酸味のものから、加熱して旨味、甘みが増したまろやかな酸味のものまで紹介しているため、好みの加減のすっぱい料理を作ることが可能となっている。
紹介しているレシピは、さっぱりとレモン系の料理が食べたいときにおすすめの「水菜としいたけのレモンじょうゆ」、こってり・さっぱりした酢料理が食べたいときに適した「黒酢酢豚」、「梅ドレッシングの油揚げサラダ」、「なすの揚げびたし」、「かにときゅうりとトマトのところてんサラダ」など。