BIGLOBEは6月11日、「副業に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2018年3月22~26日、調査対象はスマホを所有する関東在住の20~50代の社会人、有効回答は800人。
副業をする理由、1位「収入を増やすため」
勤めている会社で副業は認められているか尋ねたところ、19.6%が「認められている」と回答。会社で認められた場合、副業をしたいと思うかとの問いに対しては、「したい」「どちらかといえばしたい」が過半数の58.4%を占め、「既にしている」(7.9%)と合わせて66.3%が副業に肯定的であることがわかった。なお、「既にしている」人の半数近くが会社では副業を認められていない状態だった。
副業をしたい/している理由としては、「収入を増やすため」が88.5%と圧倒的に多く、次いで「定年後の準備のため」が16.4%、「社会経験のため」が16.0%との順に。年代別では、30代は「本業と関連してやりたいことがあるから」が16.9%、「本業と関連しないことでやりたいことがあるから」が14.8%と、計31.7%がやりたいことがあるために副業を希望していると回答した。
副業のメリットを聞くと、「お金を稼げる」が2位と倍近いの割合の70.6%でトップ。以下、「知識・経験が増える」が36.0%、「時間を有効活用できる」が30.8%、「人脈が広がる」が27.8%と続いた。年代別では、30代は「知識・経験が増える」が42.5%と全年代と比べて多かったほか、「お金を稼げる」が66.0%と全年代で最も低かった。同社は「30代はお金も重要だが、副業を通じて自分自身の成長も意識している」と分析している。