成田国際空港は6月15日、航空機事故が発生したことを想定し、事故発生直後の初動活動に主軸を置き、関係機関相互の更なる連携強化を図ることを目的とした消火救難合同訓練を実施する。事故発生から事態収束までの一連の流れを行う大規模訓練(航空機事故消火救難総合訓練)は、10月に予定している。

  • 事故発生直後の初動活動に主軸を置いた消火救難合同訓練を実施

    事故発生直後の初動活動に主軸を置いた消火救難合同訓練を実施

訓練は15日の13時30分～15時00分に、成田国際空港A滑走路西側NAA消火訓練場(千葉県成田市三里塚)にて開催。成田市消防本部と成田国際空港が主催となり、5機関・約200人・消防及び警察等車両台数約20台で行う。

訓練では廃バスを航空機に見立て、事故発生直後より初動活動にあたる消防、警察、空港内医療機関により、消火、負傷者の救出(切開救助等)、救護処置などの流れを実践。各関係機関の初動対応の確認、現場での連携体制の確認を行う。