米Microsoftは6月12日 (現地時間)、今年後半に正式版をリリースする予定の「Office 2019 for Mac」のプレビュー版「Office 2019 for Mac Commercial Preview」の提供を開始した。Office 2019 Commercial Previewプログラムのサイトから、プレビュープログラムに参加できる。
Office 2019は、「Microsoft Office」の次期永続ライセンス版 (スタンドアロン版)だ。Microsoftは顧客がより優れた生産性とOffice体験を得られるように、「Office 365 ProPlus」などサブスクリプション製品の利用を推奨しているが、IT環境をクラウドに移行させる準備が整っていない顧客をサポートするために永続ライセンス版も提供する。
Office 2019 for Macは、インク機能の強化やOfficeリボンのカスタマイズ、フォーカスモード (Word)、新しいExcel関数 (連結/TEXTJOIN/IFS/スイッチ)、Morphの切り替え (PowerPoint)、インクリックによるシーケンス再生 (PowerPoint)、フォーカス機能を備えた受信トレイ (Outlook)など、ユーザーの作業やコンテンツ作成を効率化する様々な新機能を備える。