井原鉄道は夏の行楽期に備え、7月6日から8月31日までの毎週金・土曜日に通常の最終列車より遅い23時台発の臨時列車「真夏の深夜便」を運行する。マツダスタジアムでのナイター観戦やお盆の帰省など、深夜に福山方面から帰宅する利用者を見込んだ。
臨時列車は下りが井原駅23時26分発・神辺駅23時41分着、上りが神辺駅23時57分発・井原駅0時13分発・早雲の里荏原駅0時22分着。通常ダイヤにおける最終列車の神辺駅到着時刻は22時40分、神辺駅発車時刻は22時53分となっており、臨時列車は通常ダイヤよりより約1時間遅い時間帯での運行になる。
この臨時列車の利用により、上り列車で井原方面へ帰宅する場合、福山での滞在時間を1時間4分、東京での滞在時間を1時間20分、広島での滞在時間を25分延長できるという。
あわせて井原鉄道は、臨時列車の運行期間中、広島東洋カープのマスコットキャラクターと今期のキャッチフレーズやロゴを取り入れたヘッドマークを営業列車に掲出することも発表している。