女優の杉咲花が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』(毎週火曜22:00~)の第9話が、12日に放送される。
第9話で大きな鍵を握るのが、馳天馬(中川大志)を慕い、「馳さんを支えるのが使命」と言い切る桃乃園学院の生徒会副会長・近衛仁(嘉島陸)。音(杉咲)が何者かに襲われ、近衛の助けで事なきを得るが、近衛に不穏な影が・・・。その近衛を演じる嘉島陸は、『花晴れ』で約7年ぶりに本格的に俳優としての活動を再開させた期待される若手俳優だ。
近衛は、音(杉咲花)と晴(平野紫耀)、天馬の関係を大きく揺るがす重要な役どころ。嘉島は「この役を与えて頂いたことに感謝しながら、一生懸命やらなくてはと思っています。監督に求められる演技をしっかり表現するプレッシャーはありますが、自分なりの近衛に近づけていきたい」と意欲を語る。
学園ドラマということもあり、同年代の共演者が多く、特に天馬を演じる中川大志とは同い年。「杉咲さんも中川さんも、ドラマや映画などいろんな作品に出られていて、一緒にお芝居する中で勉強になる部分がたくさんあります。様々な経験を積まれてきた方と一緒にお仕事すると、いい経験になるし勉強にもなります」と久々のドラマの現場もリラックスして臨んでいる様子だ。
第9話で近衛は、音と天馬の関係を大きく揺るがすある行動を起こすのだが、「近衛の企み、怖さというか悪役感が出るといいなと思います。特に表情は大事にしていきたい。表情で伝えていくことを鍛えて、無言の、台詞のない中でも何かを伝えていけるようになりたいと思っています」と静かながら力強く語った。
また、近衛と共に気になるのが、第9話から登場する青山透(あおやまとおる)。その青山を演じる桜田通は「『花より男子』新シリーズの『花のち晴れ』に出演することができて、とてもうれしいです」と語る。作品をずっと見ていたという桜田が演じる青山は、近衛の前に現れ不穏な影をちらつかせるという役どころ。青山はどう物語に絡んでくるのか、こちらも見逃せない。
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